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軽油分析

(公財)東京税務協会は、昭和61年から軽油の分析業務を推進しております。
当協会の分析結果は、軽油引取税の課税の適正化や犯則取締の基礎資料として活用され、 分析の信頼性はもちろん、守秘義務の確保においても確実な実績を残しています。

分析の特徴

  • 硫黄、ガスクロ、クマリンの三種類の分析を低料金で行っています。
  • 分析試料は少量から分析が可能です。
  • 分析期間は通常2週間ですが、至急分については試料到着後直ちに実施し、分析結果はFAXと郵送でお知らせします。追加料金はありません。
  • 年間約1万件の分析を実施しており、分析結果のご質問には技師が丁寧に説明します。

分析の種類

No
種類
内容
1
硫黄分析
試料中の硫黄分の測定により、クマリンの有無に関わらず重油混入の可能性を判定できます。 分析結果は硫黄濃度ppmで示されます。
平成15年4月から、全国に供給される軽油がすべて低硫黄軽油となり、 A重油との硫黄分の差が拡大しました。そのため、硫黄分析が可能となりました。 しかし、灯油は軽油と硫黄濃度が同じレベルのため、混入の識別はできません。
※ 平成19年1月から、軽油の硫黄分は10ppm以下に規制されました。
2
ガスクロ分析
試料における炭化水素の炭素数ごとの成分割合を測定し、 元売各社の標準試料との比較により、灯油分の混入の可能性を判定します。分析結果は推定混入率となります。
標準試料(関東で流通の軽油)との比較になるため、試料が3号軽油の場合など 地域・季節により分析結果に差が出る場合があります。
3
クマリン分析
試料中のクマリン濃度を測定し、クマリンの有無を判定するとともに、検量線との比較により、 クマリン含有油(A重油・灯油等)の混入率を判定します。[定量分析法]
さらに、硫黄分析・ガスクロ分析と組合わせることで、クマリンを除去した不正軽油の判別が可能になります。

千代田事業所(軽油分析)連絡先

名称
(公財)東京税務協会 千代田事業所 軽油分析室
住所
〒101-0047 東京都千代田区内神田2-1-12 東京都千代田合同庁舎8階
連絡先
TEL:03-3258-4161
FAX:03-3258-6730
メールアドレス:keiyubunseki@zeikyo.or.jp
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